恋愛はしんどい?

うたを聴くとき、

 

「あなたにとって大切な人を思い浮かべながら、聴いてください」

 

って、歌い手に言われることがある。

 

大切な人への思い。

 

それはたしかにみんなもってる。

 

わたしがそのとき聴いたうたは結局、

大切な人というのは、恋人だった。

 

わたしは、恋人も好きな人もいないけど、

大切な人はいる。

 

親ならまだしも、

それが友達のとき。

 

そしてその友達には、恋人がいるとき。

 

きっとわたしの、「大切に思ってるよ」って思いは、

たとえ友達でも、片想いな可能性がある。

 

となると、そのうたは、

わたしの思いとは異なるもので、

共感できなかった。

 

そういう友達への片想いの可能性は、 

友達だから、しゃーないよね

って割りきる。

 

もし、わたしにも

両思いに、「大切に思ってるよ」って

お互いに思い合える人がいたら。

 

このうたにも共感できたのだろう。

 

お互いに「あなたがとっても大切です」

って、同じような内容の「大切」を

感じ合えていたら、

 

それはとっても、心強いことだとおもった。

 

祝福されるべきことだなとおもった。

 

 

そこでわたしはおもった。

 

そんな、特別に、大切な人だからこそ、

めっっっっちゃ嬉しいことや、

めっっっっちゃ辛いことが、

あるんだと。

 

恋人がいるひとたちは、ときどき、

 

「いない方がたのしいよ」

 

ってちょっと私にはあんまり理解できないことを言ったりする。

 

でもそれは一理あるかもしれない。

 

恋人(まじで信じてて愛してる人)がいると、

きっと、

感情の横幅も縦幅も奥行きも広くなる。

 

大切だからこそ。

愛しているからこそ。

信じているからこそ。

 

だから、しんどいんだ。

 

恋人がいなくてたのしいってのは、

感情の幅が狭いから、

感情の起伏が小さいからだ。

 

たのしいっていうより、

「楽」なんだ。

 

 

わたしはひとりの、人間だ。

 

愛とは、なにかを、知りたい。

 

そのうたをきいて、

わたしが知らない感情があることが、

とても悔しかった。

 

感情豊かに、人間らしく生きていたい。

 

 そういう意味で、

やっぱり、人間として、

恋人、というよりなんだろ

パートナー?がいないっていうのは、

負け組だなって、

しみじみ思った、クリスマスでした。

 

f:id:okimy93:20161225214325j:image


 

メリークリスマス🎄